STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム 感想

PSnowにてフェノグラムプレイ完了しました。

だーりんの時も思いましたがこういう各キャラが主人公になった話は良いですね。

ただまあ個人的に微妙に感じた部分もあったのでそこも挙げていきます。

9割型いい作品なのは間違いないです。

 

・岡部ルート

1番最初にプレイすることになるルートですね。

アルパカマンが出てきて最初はギャグかなと思いましたが、中盤過ぎたら一転シリアスでびっくりしました。まゆりが死んだルートはやはりつらいですね。最初だけあってフェノグラムの方向性が分かるいいルートでした。あと地味に転売屋の話あったけど定価+αならまだしも2倍3倍で売る人は許さん。まあそれ以上に許さんのはその値段で買う人だけど

 

・ダルルート

ダルと鈴羽が由紀助けるために奔走するルートですね。由紀さんが巻き込まれた理由が「桐生さんと間違えて由紀さんに作戦の場所を書いた紙を渡してしまった」という本編でだいぶ苦しめられた組織にしてはだいぶしょうもない理由だったのが残念でしたが、2人がかっこよかったので終始安心して見れました

 

・助手ルート

他が外伝みたいな扱いですがこれは本編の補完みたいな話でしたね。中鉢博士は本編通してだいぶどうしよう人ですがそんな彼の1番の不幸はフェイリスパパという間に入ってくれる親友の死亡なんだろうなあと思いました。それだけ重要な人だったんだろうな。あと「娘のお墓の前で本音を話すことになるぞ」っていうフェイリスパパの言葉は重かったですね。このルートの中鉢博士は頼もしかったし最終的に和解しかけたのよかったですね。悲しかなこの和解も世界戦変わってなかったことになるのが辛いです。

 

・フェイリスルート

外伝本編問わずフェイリスがはっちゃける+フェイリスと鈴羽の絡みがあるルートはとても珍しい気はしました。というか個人的に初めてでした。メイド喫茶のテンションの時とお嬢様モードがデフォルトでしたからね。あとミスターブラウンが頼もしかったのも良かったです。いいおっさんでした。

結論最初から最後まで安定してて面白かったです

 

・桐生ルート

個人的に序盤中盤好きだったのに終盤で微妙に感じたルートその1。

桐生のあるかもしれない世界線の話ですね。おおまかに説明するとFBしか頼れる人がいなかった桐生がラボにスパイとしてもぐりこんだけど、そこでの生活に温かみを感じてしまい仲間になっていく話です。途中スパイ行為に罪悪感を抱き、FBにすら不信感をあらわにしたのは良いなあと思いました。他にもまゆりや助手の存在は大きかったですね。楽しそうでしたし、一人になった時は探しに来てくれたりしましたし。

ただ、改心するタイミングがラボにラウンダーが突入してきた時なのが残念でした。なぜって銃向けられてるのにまゆりも助手も説得のために喋り捲るし、他のラウンダーもそれとめずしゃべるの許してるし…
長くしゃべればしゃべるほど「はよ止めろや」って思いが沸き上がってしまいました

正直本編のラウンダー特有の有無を許さない怖さが削がれてたのが辛かったです。RPGとかだとこういう冗長さはまま受け入れれてはいたんですがシュタゲとなると一気に気になりだしてしまいました。

最後にDメールを送って過去の過ちを清算といえばいいのかな?仲間のために動こうとして終わるの好きです。

 

・ルカ子ルート

本編ルカ子エンドの話をルカ子視点で見た話でした。まゆりの夢をかなえるためにルカ子がコスプレをする話ですね。正直シュタゲでコミケ会場っていやな思いでしかありませんねw

正直本編のエンドを補完するルートだと思ってたので最後のルカ子のDメールは結構いいサプライズでしたね。何気にオカリンに任せるのではなく自分から進んで世界をもとに戻してオカリンの背中を押すのは新鮮でした。

最後はシュタインズゲート世界線にたどり着いたエンドでしたね。良い終わり方です

 

・ミスターブラウンルート

話の流れ及び最後が好き。綯ちゃんの寂しい気持ちを埋めるためにミスターブラウンが奔走する話。ノリは完全にギャグのアンソロジーものとなっております。個人的には最初から最後まで楽しんでたけどお母さんロボの降りはガチで寒気したなあ…

まゆりと綯ちゃんの絡みや最後の鈴羽と綯ちゃんのシーン

あとオカリンがかっこいいとことかあって好きでした

 

・まゆりルート

個人的に序盤中盤好きだったのに終盤で微妙に感じたルートその2。

無印やゼロの時もそうでしたがまゆりを救うか助手を救うかで心がまいってるオカリンを助けれるのって助手でありそしてまゆりなんだなって感じました。

まゆりの知らないところでまゆりのためにオカリンが心を削りながら必死で助けようとしてたのをまゆりが知った時の辛さたるやです。そっからまゆりがかっこいいBGMで立ち上がりラボに向かう姿はかっこよく見えました。なお元の性格が天然なので最終的にしまらないのはまゆりらしいですねwしかもおなかすいちゃうし

そっからの食事タイム及び墓参りのシーンは良かったですね。まゆりがオカリンの人質になった経緯が分かってよかったです。でもその関係をDメールで解消しちゃうんですね。結果ラボはなかったことになり、まゆりとの関係も薄くなってしまい、おそらくダルと助手の関係が切れた世界になりました。

要は無印のフェイリスエンドと同じですね。この終わり方はどうなんだろうなあ…

フェイリスエンドはオカリンが動いた結果起きてしまったわけでオカリンもこの世界で生きて行こうという前向きなものだったけど、こっちはオカリンを救うためとはいえまゆりのDメールでオカリンは仲間との関係を失ってしまいましたからね。これを良いエンドといっていいのか微妙に悩みます

 

鳳凰院凶真ルート

シュタゲで推理物をしてみた感じですね。内容はめっちゃよかったと思います。真相がわかるシーン好きでした。ただ、怪しい連中がまゆりを狙ってるのを守る展開ですが割とギャグ入ってたのはいただけなかった。CGも割とギャグでしたからね。オカリンはまゆりが関わってくるときは真面目になるからかっこいいのに…

 

・綯ルート

フェノグラムの締めにふさわしいルートでしたね。SERNに追われてても割といつも通りのダルにあきれつつもいつも通りで嬉しかったですね。綯ちゃんDメールで送ったおかげなのかわかりませんがミスターブラウンと最後の手紙が届いてよかったと思います。


まとめ

全体的にシリアス寄りのシュタインズゲート外伝。シュタインズゲートでシリアスな話が好きならおすすめです。本編の補完にもなりますし。

最後に一点

無印時代のオカリンの立ち絵初めて見ましたが怪しさ全開ですね

無精髭と鳳凰院凶真モードの顔が腹たちますw