Steins;Gate 0 まゆりルート+トゥルーエンド感想及びアニメの補完の感想

〇椎名まゆりについて

ゼロやってて新鮮だったのは「初めてまゆりがオカリンのことどう思ってるか知れた」だったなあ。無印はゼロみたいに群像劇形式ではなく終始オカリン視点のみですからなかなかまゆり自身の気持ちっていうの知れなかったんですよね。だからこそまゆりの気持ちが知れるこのルートは本当希少に感じました。まあそれでも「岡部倫太郎も好きだけど鳳凰院凶真はもっと好き」というセリフには度肝抜かれましたw

最終的に無印のオカリンの背中をおすために飛んでいく流れはいいですね。あれで本ルートの鳳凰院凶真復活にもつながったのが良かったです

 

〇真帆先輩について

このルートでは真帆の岡部への発破が良かったですね。(あとバスローブ姿)

あと心が折れてトラウマになったオカリンがタイムマシンを作ってる真帆に怒るところから、ダルがブチ切れてオカリン殴るのもいいですね。すごいもの見ました。ダルの意外な一面も見れましたし、トラウマと落ち込み気味のオカリンの背中大穂維新宇うになってたと思いました。後大人しいキャラが起こるの怖い。

 

〇黒いスーツ来たかがりの正体について

自分はルート攻略順はBAD→真帆→かがり→まゆり→クリス→トゥルーでした。っでかがりルート終えた後まゆりルート始めた時、スーツのかがりの声なんか違くないか?って気になっててもっというとなんで田村ゆかりさんのボイスっぽく聞こえてるんだ?って思ってましたw(メタい)。まあ自分はこういう伏線に対してそっから推理してゲームより先に展開察せることはできないのでヘルメット壊れてかがりの顔見た時びっくりしました。その後の展開にも泣きました。というかゼロ原作プレイしてほとんどのルートかがりの存在がでかくて好きになってしまう。


↓一番大事なことですが
現状シュタゲに出てくる全女性キャラの中で椎名かがり1番好きです!!


体は大人で精神少女っていうのが本当最高です

ジャンル的にあんまそういうキャラいないのですが残念なとこ。逆に体は子供で精神大人はめっちゃいますが。というかゼロにも真帆先輩いますがw

まあ、アニメの方はかがりの出番だいぶ減らされてたのが残念なとこですがアニメは尺的にどうしようもないのでそれは仕方ない

 

〇トゥルーエンドについて

無印のDメールが製作された経緯が分かり、その後まゆりと鈴羽をオカリンが助けに行こうとするのいいですね。いつも仲間を助けに行くために真っ先に奔走するのはオカリンなんだなあって思いました

 

 

〇原作プレイで消化不良になったとこと、その消化不良を解消してくれたアニメの補完について

ただちょっとプレイしてみて物足りないと思ったことがこのルート割とあって、その後アニメの方視聴してみてその部分がだいぶ補完されてたのでまとめとこうかなと思いました。

どちらかというとこの気持ちは「アニメの補完すごい」というより「なんでこの展開原作の方なかったんだ」っていう方が大きいかもしれません

 

アマデウス”紅莉栖”(以下”紅莉栖”)とオカリンの絡みが思ったより少ない

”紅莉栖”と椎名かがりの両方ともルートは違うとはいえ、タイムマシンを作るために紅莉栖の記憶を持ったキーキャラであり、正直オカリンとの絡みがすごく楽しみでありました。

ただ、椎名かがりとオカリンの絡みは結構多かったのに対し、”紅莉栖”とオカリンの絡みだいたいどのルートも思ったよりだいぶ少なかったかな。おまけだいたいのルート中盤少し過ぎたら絡みなくなりますからね
というか真帆ルートの真帆先輩と”紅莉栖”の関係が終盤の展開も相まって、こっちのほうが関係深いように思えてしまいました。

アニメの方は”紅莉栖”の出番増えてましたね。体感倍くらいありました。原作には少なかったシリアスな絡みも増えてて嬉しかったです

 

・終盤の展開がだいぶ急ぎすぎてて物足りない

”紅莉栖”を削除することをオカリンが葛藤ほとんどなく、削除が成功したかも作中で言及無し

アニメの方では展開は違いますが葛藤もちゃんと描写されてて、しかも削除がちゃんと成功してから次の話行きますからね。しかも成功したおかげでレスキネンを追い詰めるとどめになりましたし。

原作はレスキネンを微妙に追い詰めきれてない状態で話終わってしまう

アマデウス削除もわかってないですし、1人敵に囲まれた状態でどうやって逃げ切ったし、しかもなぜか重傷のかがりも生還し、なぜか整形も元に戻ってるというね

アニメの方はアマデウスもなくなり、タイムマシンも無くなり、桐生もかがりも無事で凶真も復活でレスキネンの思惑粉砕して終えてますからね。あの〆方好き

 

トゥルーもだいぶ急ぎすぎだったかな。

無印のまゆりをゼロのまゆりが説得することに成功するシーン、元は確かドラマCDのシーンらしいのですがこれゼロ原作の方ないまま終わってしまうので最初なにしにゼロのまゆりが過去に飛んだのかわからないままでしたし、そもそも成功したのかわからないままでした。

アニメの方はちゃんとまゆりがなにをしてたのか描き切ってくれましたし、オカリンが救うの成功するアニオリまでつけてくれていたりにつくせりで良かったです

 

〇まとめ

今回のルートも好きなシーン多い、特に真帆先輩がらみやまゆりがらみで良いシーンあったのですが、やはり終盤の方が急ぎすぎなのが気になるのと、”紅莉栖”とオカリンの絡みが楽しみにしてたよりだいぶ少なかったのが残念に感じました。同時にアニメの補完すごいなと思いました

個人的にゼロで思うのは真帆編、かがり編、紅莉栖編が好きなんですよね。特に紅莉栖編

色々理由はありますが共通して好きな理由がちゃんと話を〆てくれるからっていうのがあります