かってに改蔵 新装版 感想 ~自分が久米田作品の何が好きなのかわかった~

Ａｍａｚｏｎで新品全部買いました。
新品なので一応売上には結びついてるはずｗ

あらすじ

虎馬高校2年生の主人公「勝 改蔵」は、元々天才で、ご近所からは神童と呼ばれていたが、羽美が改蔵を公園の遊具から突き落としてしまった事をきっかけに、現在は思い込みの激しい超変人になってしまった。ある日、ふとした事故で気を失った彼は、科学部部長「彩園 すず」の気まぐれ発言により、自分が改造人間になったと思い込んでしまう。こうして科学部改め科特部に所属することとなった彼は、様々な怪人（というただの変人）と戦う決意をする。
そして本作のヒロイン名取羽美はそんな改蔵を真人間に戻すためにヒロインを返上し猟奇に奔る奔走する物語である。（嘘は言ってない）

作品感想

私が読んだ久米田作品はこれで3作目となります。1作目絶望先生、2作目じょしらく（原作）。
ジャンルとしてはギャグマンガですね。
本作の特徴は最初期のどぎつい下ネタですね。天才塾生から変態がくるのですが内容はもう1話１下ネタは最低限でしたね。
これが14巻中2巻程度続きます。
そこ過ぎると絶望先生やじょしらくみたくあるあるネタで回すようになります。と同時にヒロインの羽美ちゃんが猟奇に奔るようになります。
個人的にあるあるネタで回すようになった久米田さんのネタは好きなので結果数巻立つと読めば読むほど好きになる作品になりました。

また久米田さんの通称コマ割りぶち抜き全身絵は健在でこれが衣装のパターンすさまじく羽美に至っては髪型もよく変わるのがよかったです。14巻まで飽きずに見れた大きな要因です。

主人公とヒロイン感想

勝　改蔵
最初期暴走するボケキャラ、ある程度進むと問題提起とツッコミがメインになりました。
ボケることはあれど暴走することは少なくなりましたね。
また絶望先生比になってしまいますが望より地の性格はまともでした。あっちは割ととんでもない行動を（乗せられたとはいえ）起こしちゃったり、単純に自発的に暴走しますからねｗ

名取　羽美
ヒロインから猟奇ヒロインになったキャラ。友達がおらず友達を作ろうとして失敗し暴走して猟奇に奔る。絶望先生の木津さんが色濃く受け継いでましたね。まあ木津さんは藤吉さんが親友なのでそういった点は救われてるかも。ただ猟奇もやりますがメインは残念な美少女だったかな。どちらにしろヒロインとは？な扱いだｗ
ただいいとこもあって改蔵のためになにかしようって気持ちもあったり、訳あって一家離散して改蔵のうちで止まるようになる時申しわけなさそうにしたり、暴走したらたまに痛い目にあったり、なんだかんだ自分で問題提起及びツッコミできたりと結構やることやってましたからね。ある種これらの要素全部取っ払って暴走と猟奇をとがらせたのが木津さんなのかもしれません。

まとめ

久米田さんの作品の好きな点3つ
・残念な美少女キャラ
・美少女の全身図。色んな衣装も
・残念な美少女と主人公の掛け合い

今回ので久米田さんの作品で自分が好きになった点はっきりしてよかったです。
特に久米田さんが描く美少女ってなんかかわいいもしくは色っぽくていいんですよね。

そういえばサンデーでまた久米田さん新連載始めましたね。
数話見た感じ性格好きな子いたんですが登場人物基本少女じゃなくて幼女かあ。
幼女かあ(-_-;)